任期満了に伴う神奈川県葉山町長選は19日、告示された。立候補したのは届け出順に、ともに無所属で4選を目指す現職の山梨崇仁氏（46）と新人でITコンサルタント業の鳥山泰輔氏（61）の2人。24日に投開票される。
山梨氏は「財政の健全化が図られた」と3期12年の実績を強調。町民との直接対話を重んじ、学校施設など公共施設の再編・再整備、公共交通の充実などを重点施策に掲げる。
鳥山氏は「葉山を取り戻す」をキャッチフレーズに町政の刷新を主張。各地で相次ぐ「乱開発」をストップさせるためのまちづくり条例の見直し、歴史的遺産の保全などを訴える。
期日前投票は町消防署（20～23日午前8時半～午後8時）とショッピングプラザハヤマステーション（21～23日午前9時半～午後7時）で受け付ける。
18日現在の有権者数は2万7186人（男1万2586人、女1万4600人）。