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秘匿性高いはずの潜水艦、海自横須賀基地が一般に定期公開 毎月2回、乗員志望者の増加狙う

カナロコ by 神奈川新聞 2023年12月24日 19時38分

 潜水艦の乗員志望者を増やしたいと、海上自衛隊横須賀基地(横須賀市)が毎月第2、第4日曜に潜水艦を一般公開する取り組みを行っている。秘匿性の高い潜水艦の定期公開は珍しい。事前予約は不要で、上甲板を歩いたり、現役の乗員に質問をぶつけることもできる。24日も「たかしお」が公開され、大勢の艦船ファンでにぎわった。

 日本防衛の要とされる潜水艦。その行動は秘密が多く、艦体にあるはずの艦番号も書かれていないほどだ。配備は横須賀と呉(広島県)の2基地だけ。海自の中で給料は優遇されているが、艦内は狭く、潜航が数週間続くこともあり、スマートフォンも圏外だ。乗員には厳しい艦内生活を耐え抜く能力も求められ、誰でもできる仕事ではない。

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