プロ野球や社会人野球で活躍する横浜隼人高出身OBたちによる少年野球教室が24日、同高グラウンドで開かれた。県少年教育親善野球連盟と同高硬式野球部OB会の共催で14回目。小学5、6年生の選手たち220人が参加した。
パ・リーグのベストナインとゴールデン・グラブ賞を受賞したオリックスの宗佑磨選手、ルーキーながらシーズンを通して1軍で活躍した西武の青山美夏人投手ら豪華OBが参加。
キャッチボールや素振りなどの基本動作からティーバッティングまで、順を追って練習し、巡回するOBたちが指導した。
「守備はどうやったら上手になるんですか？」という質問に、「高校生の頃、自分の守備はめちゃくちゃひどくて、エラーしてはいけないと思ってしまっていた。エラーを怖がらないことが大切」と宗選手。
模範プレーでは、元横浜DeNAの加藤大投手（来季から神奈川フューチャードリームス）が速球を披露すると「ウォー」という歓声が。宗選手はトスバッティングで2本を柵越えを放ち、大きな拍手が巻き起こった。
宗選手は「寒いのに半袖の子もいて、元気そうでなにより。続けられる人が強い人だと自分は思う。継続は力なり。みんなも何か信念を持って、続けて下さい」とメッセージを送った。