1970(昭和45)年度生まれの元神奈川高校球児らでつくる「神奈川県高校野球45年会」がついに発足した。50歳の節目で新たに歩み出す予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により先延ばしに。この冬、止まっていた時計の針がゆっくりと動き出した。
始まりは約4年前。日大藤沢高グラウンドで行われた学童野球の肘検診で、参加した大清水OBの柔道整復師、薩美良太郎さんが日大藤沢の山本秀明監督に発足を提案した。
コロナ禍で話は膠着(こうちゃく)状態となったが、法政二OBの塚越隆さんが中心となって同級生をたどり今年1月にLINE(ライン)グループができた。現在では160人以上が参加しているという。