◆東海大は16位
東海大は往路16位。初出場の兵藤(2年)が「周りのペースが速くても冷静にレースを進められた」と1区5位でつないだが、徐々に勢いを失い、5区で大きく落ち込んだ。両角監督は「予定通りといえば予定通り」と振り返った。
復路での巻き返しに向け指揮官は「石原(4年)がひっくり返しますよ」と予選会を欠場したエースに期待を寄せる。10位から19位までが1分34秒にひしめく激しい順位争いの中で、「中継所付近での粘り強さを重視したい。目標はシード権獲得。7区で圏内に入りたい」と見据え、前回15位で逃した3大会ぶりのシード権獲得を目指す。
◆神奈川大は22位
2年ぶり出場の神奈川大は序盤から出遅れ往路22位。年末から重なった選手の体調不良が影響し、直前までメンバー変更を余儀なくされた。3区宇津野が区間10位の力走で16位まで押し上げて気を吐いたが、後が続かなかった。
21位でたすきを受け取った5区大泉も10日ほど前にエントリーが決まり、不慣れな特殊区間への調整を急いだという。大後監督は「年末からの調整がぎりぎりだった」とし、復路に向けて「ただただ精いっぱいたすきをつなぐ」と話した。