石川県で震度7を観測した能登半島地震を受け、日本赤十字社神奈川県支部(横浜市中区)は4日、医療救護班と災害医療コーディネートチームを石川県珠洲市に派遣した。7日まで活動する。
救護班は、同支部と横浜市立みなと赤十字病院(同)の医師や看護師、薬剤師ら10人で構成。同チームが現地で調整した上で、避難所の生活環境などを調査するとともに医療ニーズの把握に努めるという。
同支部の石郷岡清救護課長(50)は「現地はライフラインが断絶していたり、安否不明者が多くいたりする状況。心のケアを含めた支援を視野に活動したい」と話している。