保護者に代わって習い事の施設などへ送迎する小学生専用相乗りタクシーの実証実験が、15日から始まる。5日には横浜市青葉区内で試乗会が行われ、参加した子どもの親からは「送迎の負担が軽減される上、わが子を1人で通わせる練習として心強い一歩が踏み出せる」と期待の声が上がった。実証期間は2月18日まで。
実施主体はスタートアップ企業「hab(ハブ)」(同市西区)をはじめ、地元事業者やタクシー会社、市、県などでつくる「こどものみらい共創プラットフォーム」。相乗りタクシーは同市鶴見、中、青葉区に在住で、提携するスイミングスクールや学習塾、歯科クリニックなど約20施設に通う小学生が対象となる。片道1回500円で自宅近くの停留所と施設間を送迎し、保育実習などを修了したタクシードライバーとともにスタッフが同乗する。