バスケットボール男子の第99回天皇杯全日本選手権は10日、川崎市とどろきアリーナと横浜武道館でBリーグ1部(B1)勢による準々決勝2試合が行われた。2大会ぶりの優勝を目指す川崎は長崎に64―62で競り勝ち、横浜BCは宇都宮に65―81で敗退した。
第1クオーターから主導権を握った川崎は5点リードで前半を折り返すも後半に暗転。第4クオーターに連続失点で一時逆転を許すも、61―62の残り2秒でアレンが再逆転のシュートを沈め、接戦を制した。アレンは両チーム最多の25点。
横浜BCは12点ビハインドで迎えた後半も苦戦を強いられ、外角から17本の3点シュートを決められるなど見せ場をつくれなかった。