新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は11日、県内355カ所の定点医療機関で報告された感染者数を公表した。1～7日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は3.34人で、前週比0.23人増えた。増加は8週連続。
報告された患者数は全県で1184人。定点医療機関当たりでは、横浜市が2.57人、川崎市が3.75人、相模原市が2.85人、政令市以外の県域が4.15人だった。9日時点の入院者数は723人（前週比236人増）で、うち重症者は19人（同11人増）だった。
また、同期間の季節性インフルエンザは定点医療機関当たりの平均患者数が7.77人で、前週に比べ11.28人減少した。
報告された患者数は全県で2757人。定点医療機関当たりでは横浜市が6.32人、川崎市が9.29人、相模原市が7.33人、政令市以外の県域が8.79人だった。