3年ぶりのリーグ制覇を狙うJ1川崎が12日、川崎市麻生区の麻生グラウンドで今季初の全体練習を行い、約1カ月後のシーズン開幕に向けて始動した。
今季は所属選手の約3分の1、コーチ陣は約半数が入れ替わり、再構築の一年となる。新たな得点源として期待がかかるブラジル人FWエリソンをはじめ、桐蔭横浜大から加入したMF山内やユースから昇格したMF由井ら期待の若手も精力的に体を動かした。
昨季はリーグ戦で8位に終わった。8年目の指揮を執る鬼木達監督は「タイトルを取るために強度や技術をもう一段上げていかないといけない」と強調。2月13日にはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦が控え、「時間に余裕があるわけではない。そこにしっかりピークをもっていけるようにしないといけない」と語った。
チームは14日まで同グラウンドで練習を行い、16日から31日まで沖縄県恩納村でキャンプに臨む。