横浜市立永田小学校(南区)で昨年8月、3日間近くプールに水を入れ続けるミスがあり、水道料金約58万7千円の損害が出ていたことが17日、市教育委員会への取材で明らかになった。市は給水栓を閉め忘れた教諭に対し、重大な過失には当たらないとして賠償を求めず、公費で負担すると決定した。
市教委によると、教諭は昨年8月17日午後2時ごろ、消防用水として活用するプールの水が減っているのに気付き、満水にするために給水を開始。栓を閉めずに同校を離れたという。同20日午前11時ごろに別の教諭が気付くまでに、約812立方メートルの水が流出した。