横浜DeNAの高卒6年目、益子京右捕手(23)が打撃向上を目指す。24日までベテラン大和の故郷・鹿児島県鹿屋市で自主トレ―ニングに励む予定で、集中してバットを振り込んでいる。「量といい、質といい、すごく追い込んでやっている」と鼻息が荒い。
自分以外に捕手のいない「大和組」の自主トレ。益子は「キャッチャーの先輩にはシーズン中にアドバイスは聞ける。他のポジションの先輩からの意見がほしい」と2年連続で弟子入りした。得点圏の鬼と呼ばれる大和や、不動の4番牧から「僕はどうしても大振りというか、体を大きく使ってしまう。手の一つ一つの動き、細かさを教えていただいている」と打撃技術や理論を吸収する。