新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は25日、県内364カ所の定点医療機関で報告された感染者数を公表した。15~21日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は9.57人で前週に比べ3.52人増えた。増加は10週連続。
報告された患者数は全県で3483人。定点医療機関当たりでは、厚木保健福祉事務所管内で19.63人、小田原保健福祉事務所管内で14.30人と高水準だった。横浜市は8.09人、川崎市は10.15人、相模原市は9.79人、政令市以外の県域は10.97人。
24日時点の入院患者は1097人(前週比289人増)で、うち重症者は17人(同2人減)だった。
また、同期間の季節性インフルエンザは定点医療機関当たりの平均患者数が18.71人で、前週に比べ6.75人増えた。
報告された患者数は全県で6809人。定点医療機関当たりでは平塚保健福祉事務所管内が31.00人で、警報レベルの30人を超えた。横浜市は15.86人、川崎市は24.17人、相模原市は19.33人、政令市以外の県域は19.18人だった。