3月15日に閉館する「ホテル京急油壺 観潮荘」(神奈川県三浦市三崎町小網代)のエントランスに、メッセージボードが設置された。閉館について来館者の感謝や惜別の思いなどが寄せられ、予想以上の反響にホテル側ももてなしに一層力が入っている。
メッセージボードはフロント前エントランスに今月25日、設置された。同ホテルの名物で、露天風呂から眺められる河津桜の木をイメージし、設置から4日間で既に約70人が桜の形をした用紙に閉館への思いをつづり、ほぼ「満開」の状態だ。
海の見える温泉と料理が味わい深かったというメッセージが多く、「思い出ありがとう」「長い間ありがとう」と感謝の言葉とともに、「すごく残念」「ショック」「閉館困ります」と突然の閉館を悲しむ人もいた。