新型コロナウイルス感染症を巡り、県は1日、県内365カ所の定点医療機関で報告された感染者数を公表した。1月22～28日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は13.56人で前週に比べて3.99人増加した。増加は11週連続で、10人を超えたのは昨年9月以来。
報告された患者数は全県で4948人。定点医療機関当たりでは、厚木保健福祉事務所管内で27.16人、小田原保健福祉事務所管内で18.10人と高水準だった。横浜市は11.43人、川崎市は14.52人、相模原市は14.92人。政令市以外の県域は15.19人だった。
31日時点の入院者数は1130人（前週比33人増）で、うち重症者は15人（同2人減）だった。
また、季節性インフルエンザは定点医療機関当たりの平均患者数が21.54人で、前週に比べて2.83人増えた。
報告された患者数は全県で7862人。定点医療機関当たりでは、川崎市28.43人、平塚保健福祉事務所管内28.27人、厚木保健福祉事務所管内で28.21人で高水準だった。横浜市19.14人、相模原市22.56人、政令市以外の県域で20.66人だった。