第77回神奈川県実業団対抗駅伝は4日、山北町の丹沢湖周辺コース(5区間29.8キロ)で行われ、プレス工業が1時間28分30秒で新型コロナウイルス禍の中止を挟んで、15大会連続18度目の優勝を飾った。高校男子の部は東海大相模が1時間31分4秒の大会新記録で初の栄冠となった。
プレス工業は、1区落合葵斗から全5選手が区間賞の快走で2位に10分近い大差をつけて完全優勝。東海は4位スタートから順位を上げ、4区森本幸喜(1年)が区間新記録の快走でトップに立って逆転した。
同時開催の県実業団ロードレース(10.0キロ)の一般男子はケセテ・ハブテシオン(SHONAN RUNS)が30分58秒で初、同女子は漆原啓子(JR東日本横浜)が39分37秒で2連覇した。高校男子は樋村銀河(荏田3年)が30分48秒、同女子は藤陽由(相洋3年)が35分18秒で優勝した。