年齢や性別、運動神経の程度にかかわらず楽しめる「ゆるスポーツ」の体験イベントが4日、横浜国際プール(横浜市都筑区)で開かれた。家族連れや障害がある人など約100人が参加し、「フェイスマッチ」や「トントンボイス相撲」など、勝っても負けても盛り上がる新スポーツに笑顔をはじけさせた。
会場の一角では、画面に向き合った2人が目や口を大きく開いたり、眉間にしわを寄せたりしながら上下左右に動き回っていた。画面の上から落ちてくる「笑」「驚」「怒」のアイコンを同じ表情で消す競技「フェイスマッチ」だ。制限時間が終わりに近づくほど、画面上のアイコンは増加。必死に表情を変える参加者の姿に、見守る観客たちも思わず笑顔になっていた。