「南岸低気圧」に伴う大雪で、神奈川県内では転倒するなどした39人が重軽傷を負ったことが6日、県のまとめで分かった。横浜市中区での積雪のピークは5日午後8時時点の4センチだった。6日も主要道路の一部で通行止めが続き、渋滞などの影響が出ている。
県によると、海老名市内で滑って転倒した20代男性が足の骨を折ったほか、相模原市と平塚市でも骨折による重傷者が出た。ほかに2人が重傷という。
県内全域に発表されていた大雪注意報は6日、横浜市や横須賀市など県東部と西部の平地は全て解除された。一方で、相模原市や小田原市、箱根町など山地(標高500メートル以上)のある西部の11市町村については大雪注意報が継続。横浜地方気象台は路面の凍結などに注意を呼びかけている。