神奈川県内で大雪によるスリップ事故280件 保土ケ谷署管内が最多39件

　5日から6日にかけて関東甲信の広い範囲で雪が降った影響で、神奈川県内では積雪や路面凍結が原因とみられる自動車などのスリップ事故が相次いだ。

　県警によると、5日正午から6日午前6時にかけてスリップ事故が計280件発生。赤信号で止まれずに前の車に追突したり、カーブを曲がりきれず対向車に衝突するなどした。けが人は計10人で、いずれも軽傷という。

　地域別では、保土ケ谷署管内が39件と最も多く、小田原署管内25件、南署管内21件と続いた。車などが立ち往生した事案は約90件、倒木が車道や歩道をふさいだ事案は約20件に上った。