時代や地域によって表情や衣装などが異なるひな人形を集めた「ひな人形展~ひな人形比べてみれば~」が10日から、横浜人形の家(横浜市中区)で開催される。3月24日まで。
35年以上続く恒例の企画展で、横浜人形の家が所蔵するコレクションから240点を展示する。
会場には江戸時代の「天児(あまがつ)」から始まり、人形作家・野口光彦氏が作成した男びなと女びななどのほか、装飾に小型の屋敷を添えた関西特有の「御殿飾り」や、木型に紙を貼り付けて作る「三春張子」のひな人形など、地域の特色が反映された作品も並ぶという。