サッカー女子WEリーグのノジマステラ神奈川相模原は8日、菅野将晃監督(63)を解任し、小笠原唯志テクニカルダイレクター(54)が代行を務めると発表した。今季は第7節を終えて1分け6敗の最下位と低迷。馬場正臣社長は成績不振が理由とした上で、「現状を打破し、さらなる変化と進化をすべき時と考え選択した」とコメントした。
菅野氏は2012年の設立時から監督を務め、17年には皇后杯全日本女子選手権で準優勝に導いた。18年限りで一度退いたものの、昨季から再び指揮を執っていた。京都府出身の小笠原氏は21―22年シーズンに長野で監督を務めるなど指導を歴任し、今季からノジマステラのテクニカルダイレクターに就任していた。
菅野氏はクラブを通じ、「申し訳ない気持ちでいっぱい。小笠原監督代行のもと、一丸となって勝利をつかみ取ることを信じている」などとコメント。小笠原氏は「この状況は私にも責任がある。必ず上昇できるよう精進し、全ての方々が輝けるよう頑張っていく」と誓った。