新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は8日、県内361カ所の定点医療機関で報告された感染者数を公表した。1月29日~2月4日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は14.61人で前週に比べて1.05人増加した。増加は12週連続。
報告された患者数は全県で5276人。定点医療機関当たりでは、厚木保健福祉事務所管内で29.63人と高水準だった。横浜市は12.41人、川崎市は15.98人、相模原市は15.51人、政令市以外の県域は16.21人だった。7日時点の入院者数は1265人(前週比135人増)で、うち重症者は27人(同12人増)だった。
また、季節性インフルエンザは、定点医療機関当たりの平均患者数が25.16人で、前週に比べて3.62人増えた。
報告された患者数は全県で9083人。定点医療機関当たりでは、茅ケ崎市44.00人、川崎市32.67人と高水準。横浜市24.43人、相模原市21.74人、政令市以外の県域は23.39人だった。