神奈川県厚木市は13日、2024年度当初予算案を発表した。総額約1725億800万円、一般会計1038億円でともに過去最大。一般会計は初めて1千億円を超えた。前年度当初は骨格予算で、肉付け補正予算との合計額で比べると総額は4.9%増、一般会計は6.8%増となった。
山口貴裕市長が公約の一つに掲げた小中学校給食費無償化をスタートさせる。学校給食費事業特別会計(8億9200万円)を新設した。
一般会計は、歳入の柱の市税が、国の定額減税の影響で前年度比1.2%減だが、地方特例交付金によって穴埋めされる格好。基金からの繰入金が78.1%増と増えた。歳出は市文化会館改修などで、総務費が51.4%増の151億9400万円となった。
【2024年度当初予算案】
一般会計 1038億 円(6.8%増)
特別会計 456億9900万円(2.9%増)
企業会計 230億 900万円(0.2%増)
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総 額 1725億 800万円(4.9%増)
※100万円未満切り捨て
※カッコ内は2023年度当初比