川崎市教育委員会は15日、出張の旅費を不正受給したり、出退勤登録を怠ったりしたなどとして、市立小中学校、高校などの教職員ら計78人を戒告や減給の懲戒処分、154人を文書訓告などの処分にしたと発表した。
旅費の不正受給を巡っては、市教委は昨年3月に教職員16人を懲戒処分にした。その後の調査で、さらに教職員136人が2018年度から22年度までの間、自家用車で出張したにもかかわらず、電車やバスで移動したと偽って料金を請求していたことが今回判明した。不正受給総額は103万9606円で、既に全額返還された。