オートバイの前輪を浮かして後輪だけで走る「ウイリー走行」など危険な運転を集団でしたとして、神奈川県警交通捜査課と田浦署などは20日、道交法違反(共同危険行為等の禁止)の疑いで、会社員の男(23)=東京都府中市=、配送業の男(32)=千葉県浦安市=の2人を逮捕した。県警はこの集団走行を巡り、男らを含めた19~45歳の12人を逮捕、書類送検している。
逮捕容疑は、男ら13人は共謀し、昨年5月3日午後3時ごろから同4時15分ごろまでの間、横浜市磯子区新磯子町と同市金沢区海の公園の国道357号など約10キロを、バイク13台に分乗してウイリー走行や道路いっぱいに広がっての走行などを繰り返した、としている。同課によると、会社員の男は「仲間と一緒にウイリーして走ったことに間違いない」と容疑を認め、配送業の男は「その場にいたことは認めるが、ウイリーはしていない」と容疑を一部否認している。