神奈川県茅ケ崎市は22日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は、23年度にスタートした市総合計画実施計画(3カ年)の着実な推進へ向け積極的に編成。前年度比16.8%増の約932億3千万円を計上し、3年連続で過去最大を更新した。
歳入は、市税が市民税の定額減税の影響で前年度に比べ同0.7%減となった。地方交付税は同31.5%増の約40億4800万円を計上。市の借金に当たる市債は同226.7%と大幅増となったが、防災関連の臨時的な起債メニューを活用し、大半は地方交付税で措置される。
歳出では、学校体育館などのエアコン新設に約28億4900万円、保育園などでの性被害防止対策に約2100万円を充てる。