神奈川県海老名市は22日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比4.8%増の508億9100万円、総額は3.4%増の800億1200万円で、ともに3年連続で過去最大となった。教育や福祉などの分野で新規事業を盛り込んだ。
歳入は、個人市民税が定額減税により2.0%減の96億5900万円。一方、固定資産税は2.6%増の116億9300万円で、市税全体では1.8%増の255億3600万円と過去最大を更新。3年連続で普通交付税は交付されない見込み。
歳出は、小中学校全学年の教材費無償化に1億5千万円、小中学校給食費の一部公費負担に3800万円、高齢者の外出支援としてデマンド型交通の実証運行に7500万円を計上した。