横浜市の新消防本部庁舎(保土ケ谷区)で、119番通報を受信する消防司令センターが報道陣に公開された。救急車や消防車を現場に出場させるとともに、患者の緊急度や重症度を識別する「コールトリアージ」を担う指令管制員の役割が紹介された。
市消防局によると、通報者の場所は固定電話であれば即座に特定可能で、携帯電話でも5~10メートルの誤差で把握できる。救急車や消防車は通報を受信後、30秒~1分程度で現場に走り出し、司令センターはトリプルチェック体制で判断に誤りがないかを確認している。
同センターには10~15人程度が常駐。1日800~900件ほどで推移している119番通報を54回線で受けている。