◆横浜DeNA3-3日本ハム
野手転向3年目の横浜DeNA勝又が、九回に同点打を放つなど二塁打2本とアピール。2―3の九回1死三塁で、初球の高め156キロ直球を振り抜き、逆方向の左中間深くまで運んだ。「持ち味を生かして最初から振っていくしかない。甘いところに来いと思っていた」と積極性が実を結んだ。
当初は桑原が中堅で先発出場する予定だったが、練習中に腰の張りを訴え、大事を取ってスタメンから外れていた。
「自分みたいな年齢の選手はチャンスが少ないので後悔のないようにやる。それだけだった」と、23歳の勝又。三浦監督は「人一倍、『体が壊れるんじゃないかって心配するぐらい(練習している)。もちろん満足することはないと思うが、いいところで打ってくれた」とたたえた。