幼い子どもたちの性被害防止のため、横浜市は保育士向けに性教育に関する研修を検討する。性器や胸、尻などの「プライベートゾーン」に関する研修を受けた保育士が、保育所で子どもたちにその重要性などを伝えることで、性被害の早期発見や防止につなげる。26日の市会予算特別委員会で小酒部さやか氏(自民党)の質問に吉川直友こども青少年局長が答えた。
小酒部氏は、プライベートゾーンの教育が自分自身の体を大切にすることや、将来的に望まない妊娠の防止などにもなると指摘。「女の子だけでなく男の子にとっても重要。研修に盛り込んで継続的に子どもたちに伝えていけるよう徹底してほしい」と訴えた。