新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は29日、県内367カ所の定点医療機関で報告された感染者数を公表した。19~25日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は6.10人で、前週に比べ1.31人減少した。減少は3週連続。
報告された患者数は全県で2238人。定点医療機関当たりでは、横浜市が5.30人、川崎市は5.98人、相模原市6.28人、政令市以外の県域は7.07人だった。28日時点の入院者数は1066人(前週比48人減)、うち重症者は前週と変わらず24人だった。
また、同時期の季節性インフルエンザは定点医療機関当たりの平均患者数が19.60人で、前週に比べ4.02人減った。
報告された患者数は全県で7195人。定点医療機関当たりでは茅ケ崎市管内(36.73人)と厚木保健福祉事務所管内(32.53人)で警報レベルの30人を超えた。横浜市は19.03人、川崎市が22.22人、相模原市は16.15人、政令市以外の県域は20.12人だった。