神奈川県真鶴町は2月29日、2024年度当初予算案を発表した。昨年11月の町長選で初当選した小林伸行町長が初めて手がけた予算は積極編成となり、一般会計は37億100万円と前年度比4.8%増で、5年ぶりのプラスとなった。
歳入は、人口減少や地価下落などで町税が0.9%減の8億7千万円。臨時財政対策債の減額で町債は34.0%減を見込み、不足分を9.9%増の地方交付税で補うとした。
歳出は岩漁港の改修で農林水産業費が136.4%の大幅増。新規事業として、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進費の740万円を計上した。
【2024年度当初予算案】
一般会計 37億 100万円(4.8%増)
特別会計 22億4200万円(4.9%減)
企業会計 6億8600万円(5.0%減)
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総 額 66億2900万円(0.3%増)
※100万円未満切り捨て
※カッコ内は2023年度当初比