愛好家が丹精込めて育てた東洋ランが並ぶ恒例の「湯の里ゆがわら東洋蘭展示大会」が9、10の両日、湯河原町商工会館(同町土肥)で開催される。
神奈川愛蘭会の会員らが手がけた約200鉢を出展。赤や黄色の小ぶりな花を咲かせる「寒蘭」や葉の模様や形がさまざまで見応えある「春蘭」など多彩な品種を展示する。例年、会場には爽やかな甘い香りが漂うという。
期間中は会員による栽培指導や即売会も実施する。湯河原温泉観光協会の担当者は「花も美しいが、葉に表れたさまざまな柄にも注目して、わびさびの世界を楽しんでほしい」と話している。
入場無料で、午前10時~午後3時。問い合わせは、同協会電話0465(64)1234。