横浜DeNAの三浦大輔監督は7日、今季の開幕投手に昨季最多勝と最高勝率の2冠に輝いた東克樹投手(28)に決めたと発表した。7年目の東にとっては2年ぶり2度目の大役となる。
開幕戦は2年前に苦杯を喫した本拠地・横浜スタジアムでの広島戦。東は「2年前とは状況も違う。地に足着けて、まずは試合をつくることを意識して投げたい」と意気込んだ。
昨季は先発で24試合に登板し、16勝3敗、防御率1.98をマーク。夏場からは球団タイの12連勝と破竹の勢いで白星を重ねた。
三浦監督は昨年12月、開幕投手について「まだ決めていないが、一番近い位置にいる」と東が最有力候補であることを明言していた。左腕は、今年2月の春季キャンプでも自分のペースで調整し、ここまで対外2試合に登板し、計5回を無失点と順調な仕上がりを見せている。