新エースの襲名だ。今季の開幕投手に指名された横浜DeNAの東克樹投手(28)は2年ぶり2度目の大役に、「前回は(今季の開幕と)同じカープ戦で結果を残すことができなかったので、チームを勢いに乗せるため勝ちにつなげる投球をしたい」と覚悟を決めた。
今年1月下旬には三浦大輔監督の心は定まっており、「今年もローテーションの柱として1年間守って、投手陣の先頭で引っ張ってほしい」と激励。沖縄入りした同31日のスタッフミーティング後に東を自室に呼び出し、「今年は開幕、任せたぞ」と託した。
前回開幕投手を担った2022年は振るわず、わずか1勝にとどまった。投球フォームを改良し、昨季は先発24試合で16勝3敗、防御率1.98をマークし、名実ともにふさわしい存在となった。