◆横浜DeNA2-2西武
オープン戦初登板した横浜DeNA新外国人のケイは3回5安打2失点。ボールが先行して苦しんだが、直球は常時150キロ台をマークし、得意のスライダーは曲がり幅が大きい。「ボール自体はすごく良かった」と収穫を強調し「(悪かったのは)コースなのか球種の選択なのか、映像を振り返って次に備えたい」と前を向いた。
柴田の勧めで、米大リーグ、カブスに移籍した今永と同じAK―69の「On Fire」を登場曲に使用。アンソニー・ケイのイニシャル、そして背番号69も同じと縁がある。「この曲が一番いいなと思った。チームメートからも、きっとお客さんが喜んでくれるよって言われて、これに決めた」と笑顔で説明した。
元エースのような快投が期待されるケイは「打者のアプローチや対応をもっと見てきたい。試合の映像をたくさん見ていけば、アジャストできると思う」と自信を口にした。