スポットライトが迫ってきた。横浜DeNAの開幕投手に内定している東が15日、楽天とのオープン戦(横浜)で先発する。中6日で回れば開幕前の登板は2試合となり、「相川コーチと話して、より実戦に近い投球をしたい。しっかりイニングを投げて、どう抑えるかも考えてやりたい」と意気込んだ。
横浜スタジアムで今季初登板となった8日の日本ハム戦ではツーシームとカットボールの制球が甘く、いずれも右打者から被弾するなど4回3失点。「感覚は覚えているので修正した。できるだけ失投をなくしたい」とブルペンで確認を重ねた。
2022年の開幕戦では緊張感に加えて、試合前の大々的な演出も合わさり浮き足立つ場面があったという。遠藤メンタルパフォーマンスコーディネーターにも助言を求める予定で、「イベントで時間がずれるかもしれないが、乱されることなく集中してマウンドに上がるための準備をしたい」と過去の経験を生かして内面も整える。