全国ハイヤー・タクシー連合会は15日、一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶ「日本版ライドシェア」を東京都内で4月上旬に始めると表明した。タクシー不足が問題となる中、国土交通省は3月末にも制度を固めて道路運送法に基づく通達を出し、制度を開始する見通し。
国会内で開かれた超党派のライドシェア勉強会で連合会の川鍋一朗会長は「東京から全国に広がることは間違いない」と意欲を示した。
ライドシェアを巡っては、タクシー会社が運行主体となりタクシーが不足している地域や時間帯に限り4月から部分的に解禁されることが決まっている。