サーフィン女子のパリ五輪代表となった神奈川県茅ケ崎市出身の松田詩野(21)=TOKIOインカラミ=が16日、市立東海岸小学校で市スポーツアンバサダー協定の締結式と壮行会に参加し、「生まれ育った茅ケ崎のアンバサダーになれてすごくうれしい」と語った。地元での競技振興や次世代育成、地域活性化の推進などに協力していくという。
会場には市内でサーフィンに励む小学生や地元関係者ら約120人が集まった。初の五輪切符をつかんだ松田は、地元へ感謝も込めて「茅ケ崎は若いサーファーも多い。サーフィン界を盛り上げるサポートができれば」と抱負を語る。
パリ大会に向けて仲間からエールを送られると、「悔しい思いをした時も応援が力になった。オリンピックでは楽しんでいけるようになりたい」と意気込んだ。
同市出身の大橋海人などサーファーらによるトークショーも行われ、互いに競技を始めた頃の話や五輪会場となるタヒチ(フランス領ポリネシア)の紹介もあった。