日産自動車(横浜市西区)は25日、2024年度から26年度までの新たな経営計画を発表した。グローバルの自動車販売台数を26年度末までに23年度比100万台増加させ、営業利益率を6%以上に伸長させる。
また3年間で16車種の電気自動車(EV)を含む30車種の新型車投入、27年度からは新たな車両開発方式の導入するなどの計画も示した。
「日産は変わらなければならない。これまでの取り組みでは成功しない。抜本的な改革が必要だ」。同日、厚木市の日産テクニカルセンターで行われた記者会見の中で、内田誠社長はそう強調した。
新たな経営計画は20年に発表した事業構造改革計画の後継となる中期経営計画。同社は長期ビジョンにつながる計画として位置づけている。