横浜市と東急(東京都)、昭和大学の3者は28日、東急田園都市線藤が丘駅(同市青葉区)周辺の新たなまちづくりに関する「藤が丘駅前地区再整備基本計画」を策定したと発表した。老朽化した施設を取り壊し、新たな複合施設や病院を建設する。
東急によると、駅前の「藤が丘ショッピングセンター」を取り壊し、跡地に同社が高さ約31メートルの新築マンションを建設するという。住戸数は約160で、1階には商業施設を設ける予定。
昭和大学藤が丘病院(同)は、新病院を藤が丘駅前公園に建設する。建設中は現病院で、診療などを継続する。市では病院近くに新たに公園を設ける。歩行者の導線整備や広場なども設置し、歩行者ネットワークを形成する。