神奈川県内は30日、高気圧に覆われて気温が上昇し、小田原市は27.4度と7月上旬並みの「夏日」となった。県内で気象庁が気温を観測している5地点のうち、同市を含む4地点で3月の観測史上最高を更新した。
同庁の観測では、小田原は平年を11度以上も上回る暖かさだった。
ほかに海老名市(25.3度)と藤沢市(25.0度)でも夏日を記録。両市と三浦市(24.3度)の3地点では6月上旬~中旬並みの暖かさとなり、それぞれの地点で3月の観測史上最高気温を塗り替えた。横浜市中区は23.5度で、平年より7度ほど高かった。