川崎市は4月1日、総勢4265人(前年度比35人減)の2024年度人事異動を発令する。管理職の女性比率は過去最高の25%となり、市は引き続き女性職員の登用を進める。総務企画局長に財政局の白鳥滋之局長を起用し、局長級は計18人が新たな顔ぶれとなる。
女性職員については、局長級への新たな起用はないものの、部長級は7人(同増減なし)、課長級は22人(同2人減)が昇任。課長級以上の管理職における比率は過去最高の25%(同1.2%増)となった。それでも家庭との両立などに不安を抱える女性職員も少なくないため、市はサポートや環境整備に取り組む。
市は、2025年4月に市立看護大学大学院と幸区新川崎地区の新設小学校の開学・開校を予定し、それぞれ健康福祉局と教育委員会に担当部長を新たに設置する。多摩区を候補地とするミュージアムの開設に向けても市民文化局に担当部長を新設する。