神奈川県平塚市は今月にもごみ分別アプリ「さんあ~る」を通じ、市民向けに可燃ごみの収集時間の目安を通知するサービスを始める。目安時間を知らせることで、集積所清掃の負担軽減や収集直前にごみ出ししたいとのニーズに応えていく。市収集業務課によると、アプリなどを用いて収集時間を知らせる取り組みは神奈川県内で初めてという。
「さんあ~る」は分別ごみの収集日を知らせる機能が付いたアプリ。市は2017年度から運用している。利用は無料で、今年3月時点で累計3万件ダウンロードされている。
市は昨年12月からごみ収集車両に衛星利用測位システム(GPS)機能のあるタブレット端末を搭載し、走行データの蓄積作業を進めてきた。蓄積したデータなどに基づき、市内に1万2千カ所ある集積所ごとに収集時間の目安を伝えることができるという。