一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」の実証実験が17日から三浦市内で始まることが決まった。同市を実施主体に12月16日までの8カ月間実施し、タクシー会社による本格導入の可能性を探る。黒岩祐治知事と三浦市の吉田英男市長が5日、県庁で共同記者会見を開き発表した。
ライドシェアの愛称は「かなライド」と名付けた。運行開始に向け、市はドライバーを20人程度募集。25人が応募したが、辞退者が相次いだため採用は31歳~65歳の13人にとどまった。ただ、スタート時点では当初の予定通り1日5台程度の稼働を見込んでいる。