J1横浜MのDF上島拓巳(27)が連続無失点に燃えている。次節は元日本代表FW大迫勇也(33)擁する神戸戦(7日午後2時・ノエスタ)。昨季のリーグ王者にも一歩も引かず「ゼロで、(大迫に)何もさせないという強い気持ちを持って挑みたい」と意気込んだ。
3日の川崎戦では最終ラインで激しく体をぶつけ合い、相手攻撃陣をシャットアウト。今季リーグ戦初のクリーンシートに貢献した。日頃のトレーニングの成果と誇り、「リーグ戦で失点が続いていた中、エリソン選手を止められた、何もさせなかったのはチームとしても僕自身も自信につながった」と、胸を張る。
次節の神戸もリーグトップタイの10得点と攻撃力は際立つが、「川崎同様絶対的なストライカーが君臨するチーム。そこさえ止めてしまえばというところ」。念頭にあるのもちろん、大迫だ。
「彼を起点としていることは間違いない。それがより明確になっているチームだし、楽しみにしている」。昨季の神戸戦は出番がなかっただけに、2年分の思いを込めて封じ込める。