3月のオープン戦で左太もも裏肉離れと診断され、別メニューで調整していた横浜DeNAの大田泰示外野手が、近く実戦復帰する見通しとなった。既に体の制限なく、走塁練習も再開。ベテラン右打者は「(試合に)いけるレベルまできているので大丈夫」と状態を上げてきた。
4月11日の横須賀市夏島町の球団施設「DOCK」。力みのないスイングでライナー性の打球を次々と飛ばし、その後は大粒の汗を流してダイヤモンドを駆け抜けた。グラウンドを出ると、腰かけて座り「ベーラン(ベースランニング)きつい」と笑顔を見せた。
打撃投手を務めた藤田2軍育成野手コーチは「あす(12日)ぐらいからゲームにいけると報告しようかなと思っている。(打撃も)全然大丈夫。あとは本人がどこまでできるか」とゴーサインを出した。