Jリーグのベルマーレ平塚(現J1湘南)などの監督を務めた植木繁晴氏が11日、病気のため死去した。69歳。湘南は13日のJ1横浜M戦で喪章を着用して試合に臨む。
1977年に湘南の前身のフジタに入部し、MFやFWでプレー。引退後は96~98年にトップチームの監督を務め、元日本代表MF中田英寿氏らを見いだした。
訃報を受け、真壁潔会長はコメントを発表し、「多くの先輩、後輩から慕われた偉大なOBを失い、残念な気持ちでいっぱい。ことあるごとにご心配をいただき、明るく励ましていただいた。湘南ベルマーレのミッションステートメントの源は、ありし日の笑顔あふれ、常にポジティブな植木さんの行動にある」と悼んだ。