鎌倉市内の日本遺産を紹介する「日本遺産『いざ、鎌倉』観光案内所」が今月、JR鎌倉駅西口の時計台広場(同市御成町)近くにオープンした。鎌倉観光の案内マップやガイドブック、パンフレットなど50種類以上が置かれ、スタッフが常駐して観光ルートなどを案内し、日本遺産の町としての古都鎌倉をPRする。
日本遺産は歴史的な建物や伝統芸能など地域の有形、無形の文化財を文化庁が認定する制度。鎌倉は鶴岡八幡宮や鎌倉大仏など56件の文化財で構成される「『いざ、鎌倉』~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ」として2016年に登録された。
案内所は鎌倉の歴史や文化の背景を理解し、その魅力を多くの人に知ってもらおうと、市や市観光協会などでつくる「日本遺産いざ鎌倉協議会」が整備した。