米大リーグ、ジャイアンツから自由契約となった筒香嘉智外野手について、横浜DeNAの萩原龍大チーム統括本部長は14日、ヤクルト戦(横浜)後に報道陣の取材に応じ、「できうる範囲の中で最大の条件を出して交渉を続けている」と話した。
筒香は2010年に横浜高からドラフト1位で横浜(現横浜DeNA)に入団。16年に44本塁打、110打点でタイトル2冠に輝くなど、生え抜きで球団の顔とも言える存在だった。一方で、米国挑戦は険しくマイナー、独立リーグを含む7球団を渡り歩いた。
萩原氏は「(米国での実績も)全て承知の上。彼が戻ってきたときに編成の大きなピースになると信じている。大事な選手というのは代理人を通じて伝えている」と説明。復帰した際には一塁手、外野手の起用を考えているとした。